気になる銭湯は「温泉情報共有マップくん」

気になる銭湯は「温泉情報共有マップくん」

環八の瀬田交差点から用賀駅方面に入ってすぐ、小道を進むと、
小奇麗なマンションの影に隠れるように、宮造りの立派な外観が見えてきます。

以前から、そのアンバランスな通りが気になっていて、進んでみると、
鬼瓦の石像と目が合い、招き入れられるように、
木の温もりを感じさせる銭湯、「藤の湯」に入ってきました。気になる銭湯は「温泉情報共有マップくん」

銭湯ではなく湯屋でした

入口の暖簾には「銭湯」ではなく「湯屋」とい文字がありました。

「湯屋」とは、
銭湯のはじまりとも言われる平安時代末期の京都に登場した公衆浴場のことをいい、
そこにはレトロな雰囲気が広がります。

世田谷と思えない、山小屋のような雰囲気のフロントスペースに、
フクロウをモチーフにした彫刻や、木版画が飾られ、
それらすべて、ご主人の作品で、
家業である銭湯を営みながら作家としても活躍し、
全国で個展も開催したほどだそうです。

脱衣場に進むと、
格子天井に、フロント同様、
長年大切に使い込まれてきた木材の温かみが嬉しい、落ち着きのある空間でした。気になる銭湯は「温泉情報共有マップくん」

可愛いらいしい浴槽に大きな屋根

ガラス戸を開けると、
まず目に飛び込んでくるのは、お花畑のような壁のタイル絵です。

描かれているのはカキツバタというお花で、
銭湯の浴室を初めて、可愛い!と思いました。
シャワーヘッドも、花の色に合わせた色が、植物のようで、
細部まで美しくも、気取らず、素朴さもありました。

そして、
またもや目を引かれたのが、男湯と女湯をまたぐように建て付けられた立派な屋根です。
その下には備長炭入りの檜風呂があり、
檜の香りがなんとも心地よく、なんとも贅沢なひとときですね。

藤の湯の随所に使われている木材は、
石川県の県木にも指定されている、アスナロの「アテの木」 で、
能登(のと)を代表する県木だそうです。

そんな特別な木がふんだんに使われていると、
なんとも贅沢な気持ちになりますね。気になる銭湯は「温泉情報共有マップくん」

「温泉情報共有マップくん」の体験談から出会えた温泉

ご主人の、随所までこだわりで、細部まで美しい、
まるでお芝居の舞台のように美しい「藤の湯に出会えたのは、
温泉情報共有マップくん」を見たからです。

現在地から温泉を探し出せるアプリで、
マップ上のピンをタップすると、
気になる銭湯に行く前に、情報を見ることができますよ。

藤の湯」は、評価が高く、みなさんの声がとても役に立ったので、
アプリに寄せられていた感想を、ピックアップしてみました。

格子の浴室壁、木の板の浴室壁、木の東屋、しょうぶのタイル絵。
癒される銭湯気持ちよかった。

ジブリ映画に出てきそうな典型的な昭和の銭湯の出で立ち。
素晴らしい外観で、番台を抜けて、脱衣場のロッカーも趣があり好印象!
浴室内に更に屋根があり、その下に檜風呂があり、
入ってみるとほのかに檜に香り。癒されます。

フロントを抜けると、昭和50年代脱衣所。
壁が古い地球の鯨絵図鑑ポスターがなおさら昭和を感じさせられました。
懐かしい!
十数年ぶりに来訪しましたが、変わらずいい銭湯でした。

近所に銭湯があるけど、どんなところか不安。
ボディソープとかあるのかわからない、、、

そんな時は「温泉情報共有マップくん」を開いてみてはいかがでしょうか。

きっと、皆さまの体験談から、素敵な出会いが待っているはずです。気になる銭湯は「温泉情報共有マップくん」