私と四万温泉と温泉情報共有マップくん

私と四万温泉と温泉情報共有マップくん

人間というものは不思議なもので、同じ絵画や風景を同じ人間がみても、そのときの状況下によって物の見方や考え方が変わるものだと思います。
楽しいとき、面白いとき、そして、心に余裕があるときにそれらを見ると、ポジティブにとらえ、反対に、悲しいとき、つまらないとき、心に余裕がないときにそれらを見ると、ネガティブに捉えがちです。
では、楽しいとはなんでしょう?人はなぜ物事を楽しいと感じるのか?それに関しては未だに私も想像がつきません。ですが、人はどういったときに悲しみを感じるのか?これに関してはなんとなくぼんやりと分かるような気がします。
人が悲しみや、喪失感を味わっている状態。私なりの言葉で例えると、それは心にぽっかりと穴のようなものが空いた状態なのではないかと思います。ぽっかりと空いた穴、何かで埋めることで、この喪失感はなくなるとは思います。しかし、言葉で言うのは簡単ですが、実際には、そう簡単にいくものではありません。
なんせ、誰一人として同じ人間はいないでしょうから。。だからこそ、各々のペースでゆっくり、でも着実に立ち直っていくしかないんです。
さて、冒頭にしては長くなったのですが、偉そうに述べてるお前はどうなのか?とみなさんお思いでしょう。かくいう私は、前者。。ではなく後者だったのです。
そんなこんなで、早いところ、この喪失感を埋め、次へ進もう!と思いたち、傷心旅行に1人で行くことになったのです。向かったのは、「四万温泉 積善館(しまおんせん せきぜんかん)」です。

私と四万温泉と温泉情報共有マップくん

行きのバスでこみあげてきた思い

どの交通手段を使うか迷いましたが、ある温泉アプリを参考に、四万温泉行き(東京駅八重洲通発~四万温泉着)のバスで行くことに決めました。
実は、1人で旅行をするのは今回が初めてだったので、バスを待っている間、緊張と不安で手汗がとてもひどかったです。また、私は千葉県に住んでいるので、この日は朝が早かったのです。
そのため、バスを待っている時間はこっくりこっくり船を漕いでいました。しばらくすると、バスがやってきたので乗車しました。走っている最中、静かすぎることのないぐらいのリズムでバスが揺れ、その心地よいリズムのたびに忘れよう、忘れようと必死で自分に言い聞かせていた思いがこみあげてきます。、胸のあたりがぎゅっと締め付けられるようでした。
ただ、やがてそれにも慣れたのか、運転手に肩をたたかれたことで、初めて目的地近くに到着したのが分かりました。どうやら、いつの間にか眠っていたようです。
先が思いやられる旅の出だしだなと思いました。

不思議な四万温泉の由来と期限

四万温泉の名前は、四万の湯が『四万(よんまん)の病を癒す霊泉』であるとする伝説に由来するそうです。
四万温泉の起源は二説あります。一つが、桓武天皇(737~806)の御代に征夷大将軍として蝦夷征伐に来た坂上田村麻呂が、この地で入浴したことが始まりというものです。
そして、もう一つが、永延3年(989年)に源頼光の家臣で、渡辺綱、坂田金時、卜部季武と共に四天王として勇名を轟かせた日向守碓氷貞光という人物に関連するものです。
貞光が、越後から上野国に越えるときにこの四万の地に訪れて、山のたたずまいや谷川の響きに心を澄まし、夜もすがら読経をした。 夜半の頃、どこからともなく童子があらわれていうのに、『汝が読経の誠心に感じて四万「よんまん」の病悩を治する霊泉を授ける。我はこの山の神霊なり。』夢うつつにこの神託を聞いた貞光は、覚めて後に湧出する温泉を見つけた。
このことを不思議に感じた貞光は、一宇の堂を建立して自らの守本尊の薬師如来を安置し、日向守貞光寺薬師瑠璃如来と号し、温泉は「御夢想の湯」と呼び、神託にちなんでこの地を四万「しま」の郷と名付けたという伝説です。
一つ目の説は、シンプルでとてもいいですね。2つ目の説に関しては、私は、温泉が傷を癒すイメージがあったので、とても神秘的でいいなと思いました。

驚くほど心の傷癒えていく

四万温泉には四つの特徴があります。1つ目が「四万(よんまん)もの病に効く」ことです。効能豊かな温泉として広く知られており、交通が未発達の時代にも山奥の地に県内だけでなく、江戸からも多く来訪した古文書に残っています。
2つ目が城県の峩々(がが)温泉、大分県の湯平(ゆのひら)温泉と共に胃腸病に効く「日本三大胃腸病の名湯」と呼ばれていることです。温かいまま飲むと胃腸が活発になり、逆に、冷たくして飲むと便秘に効果があるとされています。
3つ目が四万温泉は「草津の仕上げ湯」と古くから言われていたことです。強酸性の草津の湯で湯治をした後、保湿・美肌効果のある塩化物・硫酸塩泉の四万温泉に滞在していたことからこのように言われるようになりました。
4つ目が、「飲泉」であることです。飲泉は古くから入浴と共に効果のある温泉の楽しみとして知られていますが、直接体内に入れることから、飲泉許可が必要になります。積善館は飲泉が可能です!
このような特徴をふまえたうえで、私は早速「飲泉」を試してみました。すると、口に含んですぐ、ある変化に気づきました。締めつけられるような胸の痛みが少しずつ和らいでいるように感じたのです。一口、二口と飲むたびに、ミネラル豊富な温泉が隅々に染み渡っていき、そのたびに胸につっかえてた思いがあふれていきます。。
気が付けば、目から涙がこぼれていました。けれども、そのときにはすでに、自分の悩みがたいしたことのないものとも感じていました。もちろん、それは大切なものではありますが、今となっては、なんでこんなささいなことで苦しんでいたんだろう?とすらも思えます。人と人との出会いには別れはつきものです。私はそんな当たり前なことも忘れていたようです。。私にとって温泉は心の傷を癒してくれただけでなく、前にすすむための気持ちへの後押しにもなりました。
そう考えると本当に温泉ってすごいですよね。

温泉情報共有マップくんを活用して箱根温泉でリラックス2

きっかけby温泉情報共有マップくん

今回、温泉に向かう際に利用したアプリは「温泉情報共有マップくん」でした。
方向音痴の私が、1人でいく傷心旅行。もちろん、不安でいっぱいでした。ちなみに今回いった四万温泉には混浴があるのですが、私が入ったときは、他に誰もおらず貸し切り状態でした。あわゆくば。。と思ってはいましたが、人生そんなに甘くないですね(笑)
そんなこんなで長くはなりましたが、元カレのことは完全に吹っ切れました。そのきっかけは温泉情報共有マップくんです。もともと温泉は好きでしたが、眺めていると温泉に行きたくてたまらなくなったのです。結果として、元気になることができたので明日からは気持ちを切り替えてがんばれそうです。
そんな素敵な温泉情報共有マップくん、ぜひ使ってみて下さい!

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