あなたは「公園のトイレ」といえば、どんなイメージをもっていますか?場所にもよるとは思いますが、暗い、怖い、汚い…のように「できれば使いたくない」という人も少なくないでしょう。
そんななか、2020年8月、渋谷区内の公園に上記のイメージをガラリと変える「透明トイレ」が設置されました。
そして、驚くことにすでにトイレ情報共有マップくんにも登録されていました。従来のトイレとは何が違うのかみていきましょう。

引用:「THE TOKYO TOILET」(https://tokyotoilet.jp/yoyogifukamachi_mini_park/)
透明トイレにはどんな目的があるの?
透明トイレは、「多様性を受け入れる社会を実現」という目的があり、16人の世界で活躍するクリエイターが参画しています。
具体的には、安藤忠雄氏、マーク・ニューソン氏、伊東豊雄氏、槇文彦氏、隈研吾氏、片山正通氏、坂茂氏、田村奈穂氏、坂倉竹之助氏、藤本壮介氏、NIGO(R)氏、佐藤カズー氏、佐藤可士和氏、後智仁氏、小林純子氏、マイルス・ペニントン氏の16名です。
世界で活躍するクリエイターたちが参画していることもあり、とても美しいデザインだなと思いました。
透明トイレはずっと透明なの?
透明のトイレと聞いて気になるのは、やはり「使用中はどうなるのか」ということだと思います。外側からみてみると、鍵をかける前は前後左右どこから見ても中が透けていますが、鍵をかけると不透明になりました。
内側からみてみると、鍵をかけるまでは透明で、前も後ろも丸見えで落ち着きませんでした。
しかし、鍵をかけると壁は一瞬で不透明になり、一般的なトイレと変わらなかったので落ち着くことができました。
あとで確認してみたところトイレの横と扉には「ガラスは鍵をかけると不透明になります。必ず施錠して下さい」といった説明が掲示されていました。
色々と充実している透明トイレ
公園のトイレというと簡易的な作りになっており、多くの場合だとウォッシュレットなどの機能はついていないように思います。ですが、透明トイレにはウォシュレットが付いていました。
また、男性用トイレには洋式のトイレと男性用小便器が設置されており、女性用トイレには手洗い場と、それとは別でもう一つ洗い場がありました。そして、隣の多目的トイレにはベビーチェアやオムツ交換台がありとても公園のトイレとは思えないほど色々と充実していると思いました。
色んなトイレが見つかるトイレ情報共有マップくん
snsで話題になっていたので、見てみた透明トイレですが、想像以上にデザインが美しいものでした。トイレを見つける際にトイレ情報共有マップくんを使ったのですが、まさか新しく作られたトイレも見つかるとは思いませんでした。いろんなユーザーが日々更新していて、日々あらゆる場所の色んなトイレが登録されているトイレ情報共有マップくん。
ぜひ使ってみてください。

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