一番風呂が実は体に悪いって知ってましたか?

ハイゼア!

お寒い日が続きますが、皆様お元気ですか?

こんな寒い冬は温かいお風呂に使って体の芯から温まりたいですよね。

ここでひとつ問題が発生しました!

何かって!?

一番風呂は体に悪いんです。

なにーー!!

一番風呂がいいと思って家庭では一番風呂争いをしていたそこのお父さん!

初耳ではないですか?

解説していきましょう。

“一番湯”は、なぜ体に悪い?

一番風呂は健康によくない」という話を聞いたことがあるだろう。だが、「一番風呂は清潔だし、温度も適温だし、どうして体に悪いの?」と思うに違いない。その理由には、大きく分けて三つの要素がある。

まず一つは、この時季にはさほど気にしなくてもいいのだが、「湯船と浴室の温度差が大きいこと」である。

一番風呂の場合は、最初に浴室に入るわけで、床も室内も冷えている。冬などは本当に冷たいし寒い。 そこへきて一番風呂は湯温も熱いことが多い。この温度差が体に大きな負担をかけるのである。冬などは浴室の冷たい床に裸足で踏み込んだだけでも血管は急に収縮する。血圧も急変し、心筋梗塞や脳梗塞につながる危険性もはらんでいる。「老人は一番風呂に入れるな」というのは、意地悪でなくて根拠があるのだ。これの対策としては、シャワーや暖房などで浴室を暖めておけばいい

もう一つは「お湯がきれいすぎるから」である。

きれいだとなんで悪いの? と思うだろうが、一番風呂の湯は不純物がほとんど入っていないために、お湯の熱を直接肌に伝えてしまうのである。これが「一番湯のピリピリするような感じ」につながっているのではあるが、温熱の伝わり方が強過ぎるために、疲れやすかったり、体への負担も増えたりする場合がある。草津温泉の時間湯は、48度という高温の湯に浸かるのであるが、あれも様々な成分を含んだ草津のお湯だからこそ可能なものであり、48度の真湯ではとても入っていられないだろう。お湯がきれいすぎて体に悪いわけだから、汚くすればいい、というと聞こえは悪いが、ようは不純物を入れればいいのであって、たとえば市販の入浴剤などを入れればいいわけだ。

最後の一つが「塩素」である。

水道水には殺菌の為に塩素が入っており、細菌類をやっつける作用もあるが、皮膚などには悪い影響がある。 塩素が肌のビタミンやミネラルを奪って、乾燥肌になりやすい。 肌が乾燥していることが多い老人に、一番風呂を薦められないのは、こうした側面もあるからである。アトピーを悪化させるということもいわれているし、実際、塩素消毒された風呂に入って湿疹ができたという人も知っている。これの対策にはビタミンCが有効で、市販の「ビタセラC」などの塩素中和剤を入れるなどして、塩素とビタミンCを結びつけることで残留塩素を減らすことができる。 ミカンの皮などもビタミンC豊富なので、これらを入れるのもいい。

一番風呂は体に悪い、とはいうものの、こと温泉に関していえば、一番風呂はやはり大きな魅力である。理由は、温泉そのものが新鮮だからである。新鮮な温泉は還元力を持っていて、誤解を怖れずにおおざっぱにいえば、抗酸化のような力がある。 そしてこの力は、時間が経って空気に触れて酸化することで徐々に失われていく。だから温泉はフレッシュな方がいいのである。とはいえ、前述した「浴室と浴槽の温度差」に関しては温泉でも同じだ。かけ湯をしっかりして、入浴前に湯に体をなじませて、急激な血圧の上昇、血管収縮などが起こらないようにするといった注意は当然必要である。「塩素」についても、源泉かけ流しでない限り必ず付いて回る問題である。これに関しては、共同スペースである温泉の場合はどうしようもない。塩素消毒されていない温泉を求める人が多いのも納得だ。「お湯がきれいすぎる」という点に関しては、温泉はそもそも様々な成分をたっぷり含んでいるので、心配する必要はない。温泉は新鮮で、きれいな方がいいのである。

二番風呂の湯がやわらかいワケは先に入った人のダシが出ているからということです。

一番風呂とは、その名の通り、お湯を入れたばかりで誰も入っていないお風呂のこと。つまり、水道水を沸かしたままということで、湯の成分は水道水そのものということになります。

日本の水道水は世界的に見てもとても質が高く、全国どこでも安心して飲むことができます。現在、日本の水道水は1957年(昭和32年)に制定された水道法によって厳しく規制を受けており、その安全性は折り紙つきです。当然、お風呂に使うのにも全く問題がありません。

しかし、日本の水道水は狭い国土で採水されるものなので、雨で降って水が地中に滞在する時間が大陸の諸国よりも短いために、ミネラル分が少ないいわゆる「軟水」が一般的。当然、一番風呂の湯にも溶け込んでいるミネラル分は少ないのです。

「一番風呂は体に悪い」理由…人体の濃度とお湯の濃度の差が問題

一方、人体の皮膚の内側は細胞や血液などで満たされていますが、細胞や血液といった体液中にはたんぱく質や様々なミネラル分などの成分が含まれており、日本の水道水と比べるとずっと濃くなっています。

この体の内側の濃度(濃い)とお風呂のお湯の濃度(薄い)の違いが皮膚にぴりぴり感や違和感といった刺激をもたらすと考えられています。温泉水で言えばその濃さの違いで「低張性」「等張性」「高張性」三段階に分類されますが、そのうち人の体液と同じ濃さである「等張性」が最も刺激が少なく、肌に負担が少ないと言われています。

水道水は人の体液より薄く、温泉水にならって分類するとすれば「低張性」になります。低張性の湯が皮膚と接すると水が皮膚の中へ移動します。その結果、長湯をすると指先がふやけるなどの現象が起こってきます。この水の皮膚への移動が皮膚への刺激になり、敏感な人は皮膚の不調を感じます。

一番風呂と二番風呂の違い…湯に起こる変化とは?

実は一番風呂と二番目以降のお風呂では、湯の成分が異なります。人がお風呂に入ると、その人の皮膚に付着している汚れ、皮脂、汗、古くなった角質などの不純物が湯に溶け込みます。その分、わずかですが、湯の濃度が濃くなります。このわずかな変化が皮膚への刺激を和らげます。二番風呂の湯ざわりが柔らかいというのはこういう理由があったのです。

あるテレビ番組の検証で、この一番風呂と二番風呂の濃度の差を簡易的に測定したのですが確かに二番風呂で湯の濃度が濃くなっていました。実際に一番風呂と二番風呂の入浴による皮膚への影響を、お風呂上りにそれぞれ皮膚を拡大して見る測定機器で観察したところ、一番風呂では皮膚のキメが乱れていましたが、二番風呂の方は予想以上に皮膚のキメが細かく整っていてふっくらしている様子が観察できました。

また、水道水には細菌の繁殖を抑えるため、少量の塩素が含まれています。多くの人には問題がありませんが、皮膚や弱い方やアトピーのある方は、この塩素が刺激になることがあります。二番風呂ですと、最初に入浴した人の不純物がこの塩素を中和してくれます。結果として二番風呂は塩素が減り、湯触りが柔らかくなるのです。

一人暮らしの人は入浴剤を活用するのも手

二番風呂がいいことが分かっても、一人暮らしの人はいつも一番風呂で、二番風呂に入ることは不可能です。また、二番風呂では汚れが気になる方もいるでしょう。その場合、解決策としてお勧めなのは、入浴剤です。

入浴剤にはさまざまなミネラル分が配合されており、湯に溶かすことによって二番風呂と同じような効果をもたらします。多くの入浴剤は塩素も中和してくれます。もちろん湯もきれいなままです。また、ゆずを浮かべる、菖蒲湯などの季節ごとの薬湯でも、湯に物質を溶かし込むという点では入浴剤と同じような効果が期待できます。

ということで豆知識でした。

細かいことを気にせずともお風呂に入るのは気持ちいいですよね。

家でお風呂に入る時は時々入浴剤などを使ってもいいかもしれませんね。

私の個人的なオススメは、クナイプのバスソルトです。

ドイツの岩塩を使っているらしいです。匂いも最高ですよ。高級ホテルにいった気分になれます。

後、温泉や銭湯に行くのもいいですね!

そんな時はもちろんこれを使いましょう!

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アディオス!!