私の祖母は栃木県に住んでいるのですが、ちょうど3ヶ月前に1週間ほど祖母の家でお世話になりました。
たしか午後6時ごろだったでしょうか。私がテレビを見ながらごろんと横になっていると、祖母が「ご飯にするべ」と言い、座卓に料理を並べはじめました。午後4時ごろに祖母と買い物にいってきたところの記憶ははっきりとしているのですが、もうそんな時間になっていたようです。全く気づきませんでした(笑)
料理の配膳が終わったので、座り、手を合わせてから食べ始めたのですが、最初に目に入った揚げ物を口に入れると、あることに気づき、驚きました。
というのも、その揚げ物はマグロの刺身を衣につけて揚げたものだったからです!
私は、魚の揚げ物というとアジフライのようなものを想像していたため、刺身を揚げるという考え方。それ自体が初めて知り、初めて食べるものでした。しかもこれがとても美味で、10個あったものをものの数分で平らげてしまいました(笑)
そんなわけで、マグロの刺身を揚げるということに興味をもったわけなのですが、それ以上にマグロの歴史について知りたいなと思いました。ってことでマグロの歴史などについて調べてみました(笑)

マグロの歴史
調べてみると、日本人がマグロを食べ始めたのは、縄文時代のようです。
今でこそお店では値段が高いマグロですが、その大きさと傷みやすさから扱いが難しく、ゲテモノもしくは下層民の食べ物とされていた時代が続きました。現代でも、「血生臭さが苦手」という方はいますもんね。
ちなみに私はマグロと「カツオ」の見分けがつきません。みなさんもこの2つは似ていると思いますよね!思わないのですかそうですか。。そんな。。まさか私だけだなんて(涙)
せっかくなので、カツオについても調べてみました!
カツオはマグロに比べると、もう少し早くから親しまれていたようです。
カツオはマグロより小さく、いけすに入れておいたり、加工がしやすかったりしたことから長期保存がしやすく、流通量が伸びました。
大きさは、カツオが0.5m~1mに対し、マグロは種類によっては4.5mを超えるものがあるため、体長だけでもかなり異なることがわかります。カツオとマグロ、両者の扱われ方が違うのも納得できますね。

なぜマグロの地位は上がったのか?
マグロの地位が上がったのは、「こいくち醤油」が広く出回るようになった、江戸時代中期ごろからでした。
こいくち醤油が広く出回るまでは、醤油といえば「たまり醤油」がメインでした。生産地が近畿地方だったため、需要に対する出荷量が追いついていなかったのですが、「こいくち醤油」が江戸周辺で生み出されたことによって解決したのです。
そして、気づけば「マグロを醤油に漬けて食べるとおいしい」という噂が広まり、両者の消費量は一気に拡大しました。
また、同時期にファーストフードとして確立し始めていた寿司屋も「漬けマグロと酢飯の相性はいい!」と目をつけ、人気を博したのです。
こうして関東中心にマグロへの評価が変わる、冷蔵・冷凍技術の向上などにより、刺身としての需要もあがりました。
今となっては、大トロといえば高級品の代名詞ともいわれていますが、そんな大トロの評価が定まったのは1960年代であり、ごく最近のことなのです。とても面白いですね!

釣れる魚も分かる便利なアプリ
マグロの歴史などについて調べてみると、ついつい釣りがしたくなってしまいました(笑)
さて、釣りをするとなると、やはりどんな魚が釣れるかを知っているほうがより楽しめると思う方もいるのではないでしょうか?
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